7月に入り猛暑が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目にはいろいろな感染症が流行しますので体調には十分気を付けてお過ごしください。
当院には感染管理委員会という組織があり、感染症対策のマニュアル作りや実践での演習を年に2回行っています。
先日感染管理委員会が勉強会を開催しました。内容はコロナ感染症疑いの妊婦様を想定した対応についてです。
入院から分娩に至るまでのマニュアル作りの見直しを行いました。

感染症疑いの妊婦様に関わるスタッフはスタンダードプリコーション(感染症の有無にかかわらず、すべての患者に対して、血液、体液、分泌物、排泄物、創傷のある皮膚や粘膜などを感染源となる可能性があるものとして取り扱い、感染予防対策を講じる考え方)を行い、PCR検査を行ったり…

分娩室では陰圧装置を設置しビニールカーテンを使って分娩の対応をします。

出生後の赤ちゃんは保育器で管理をします。

厨房の食器類は保健所の指示のもと消毒薬で消毒してから洗浄します。

退院後の病室は換気を行いアルコール消毒しながら拭き上げを行います。
シーツ類も他の患者様とは分別して処理します。

マニュアル作成後は勉強会にてスタッフ全員に周知してもらい、次回の勉強会では実践を行います。勉強会ではたくさんのスタッフが参加できるように、対面またはZOOMで参加ができるハイブリッド式になっています。
現在妊娠中の方も感染症にかかった場合の出産に不安がある方もいらっしゃると思いますが、当院ではこのように対応をしていますのでご安心ください👶✨