毎日暑い中、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、当院で行われている『助産師外来』についてご紹介したいと思います。
「助産師外来って何をするところ?」と思われる方もいるかもしれませんね。
助産師外来では、助産師による妊婦健診・保健指導など、妊娠週数に応じた必要な指導や大切なお話しを行っています。もちろん妊婦健康補助券が使えます。
当院では、この助産師外来に力を注いでいます。
当院で出産予定の方で、妊娠20週以降で妊娠経過が順調であり、医師が許可を出した妊婦さんが対象となります。
助産師外来では、より妊婦さんが主体となって、理想的なマタニティライフを送っていただき、妊娠・出産に臨めることを大きな目標としています。
リラックスした気持ちで、エコーで赤ちゃんのお顔や手足の動き、時にはあくびの瞬間など、ゆったりと赤ちゃんの様子を確認しながら30分の時間を過ごさせていただいています。
またささいな疑問や不安に感じていること、生活のあれこれ、妊娠中の心とカラダ、入院や母乳について、などなど…
いろいろなことをゆっくりと相談したり、一緒に考えたりできます。
もちろん定期的に医師による妊婦健診も行い、医師・助産師が連携して妊婦さん・赤ちゃんが共に健康に過ごすことが出来るようにフォローさせていただいております。
助産師外来を担当している助産師の中には、アドバンス助産師という資格を持っている者がおります。
アドバンス助産師とは日本助産実践能力評価機構から「自律して助産ケアを提供できるレベルにある」ことを認証された助産師であり、アドバンス助産師(レベルⅢ)=助産実践能力が高く、一定水準に達している助産師です。
助産師としての経験年数や幾つかの条件・研修・試験をクリアしたのち、その資格を取得することができます。
当院ではアドバンス助産師が8名在籍し、現在新たに3名が試験準備中です。
元気な赤ちゃんをお迎えできるように、アドバンス助産師の取り組みも含めて助産ケアの充実を図り、妊産褥婦さんと赤ちゃん、ご家族の皆さまに、安全で安心な助産ケアを提供できるようスタッフ一同努めさせていただきます。